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医療生協の活動を支える出資金を長期的、安定的なものとするために

くるめ医療生協は、消費生活協同組合法に基づいた組織で、生協に加入した組合員と医療・介護の専門家が協力して、まちづくり・健康づくりの活動を行ったり、診療所・介護事業所を運営しています。これらの活動を支えているのが組合員の出資金であり、一般の会社でいう資本金に相当します。 出資金には二つの側面があり、一つは組合員が直接生協を強く大きくする運動として積極的に位置付けられる面です。くるめ医療生協においても積極的な取り組みの結果、現在では総資本に占める出資金の割合は59.8%となっています。もう一つの面は自己資本と位置付けられながらも、それぞれの組合員には加入脱退の自由があり、組合員が脱退した場合はお預かりしている出資金を払い戻すように決まっているという面です。この両面を意識しながら、私たちの活動を支える出資金を長期的、安定的なものとすべく、2024年度から次のように出資金に関する手続きについて変更をおこないます。

1,組合員一人が出資できる上限額の設定

現在、組合員数比0.4%の組合員に出資金全体の34.6%に当たる金額を出資いただいています。定款の定めに違反しているわけではありませんが、出資金は寄付金ではないために、将来、その方の脱退や減資により払い戻した場合、経営的に大きな影響を受けてしまうことが考えられます。 出資金を長期的に安定した資金にするために、今後組合員一人が出資できる上限額を設定し、多くの方に少しずつ出資をお願いしていきたいと思います。くるめ医療生協では当面、上限額を300万円に設定します。 なお、現在上限額を超える出資をいただいている組合員さんにつきましては、個別にご連絡させていただき減資等今後のご相談を行いたいと思います。


2,自由脱退・減資などによる出資金払い戻しは、年に一度3月末に実施

自由脱退や減資などによる出資金の払い戻しは、事業年度の末日の90日前までに予告し事業年度末に実施すると定款で定められています。 しかしこれまで実際の運用では、お申し出に応じて、随時、自由脱退や減資の対応をおこなってきました。出資金は医療生協の事業を支える重要な資金であり、年度単位で安定的に事業計画を立て、運営していくため、今後は定款に定める通りに実施していきます。 具体的には3月末が事業年度末日となりますので、自由脱退や減資による出資金払い戻しは12月末までに関係書類を提出し、予告することが必要です。なお、死亡や定款エリア外への転居などの法定脱退は、この限りではありません。

住所・連絡先

福岡県久留米市南2-5-12
TEL:0942-21-8300
FAX:0942-22-3239

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